工房のイドゥルフィトリ休暇明けです
こんにちは。
職人が丹精込めて作り上げた銀線細工のジュエリー・フィリグリーパーツを
お肌に優しいニッケルフリー素材でお届けしている
プティマニス eikoです。
先週一週間、インドネシアの工房の方は イドゥルフィトリのお休みでした。
断食明けということで、一年のうちで一番大きなお休み。
誰もが実家に戻って、家族が集まるお休みなのです。
日本でいえばお正月くらいの大きなイベントのようですよ。
インドネシアの場合、本来、もともとの土着の信仰は
日本と同じように、自然信仰、大きな木などにも精霊が宿るという考えがあったのですが
仏教が入ってきた時代があり(ボロブドゥール遺跡などですね)
その後大航海時代を経て、オランダの植民地時代により一層イスラム色が
強くなったようです。
ということで、中東のように発祥の地ではないので、ゆるいものでは
あるのですが、一応彼らは自分たちがイスラム教徒だと思ってるんですよね。
ですから金曜日が礼拝の日。ハラール製品しか食べない、豚肉は食べない、
とか色々イスラムの掟を守っています。
(中にはアルコールをたしなむ人もいますが、そういう人は不良扱いみたいですねぇ)
ということで、みんな頑張って断食期間は日中ご飯を食べないようにするようです。
そしてそれが終わってから家族が一堂に集まるのが楽しみ!
ということのようです。
ということで、お写真を送ってきてくれました。
一枚目はこんな感じで敬虔なイスラム教徒風。
一族のおじいちゃま、おばあちゃまに一年間の自分の罪を懺悔している列だそうです。
ジルバッブを巻いているので女性たちの列ですね。
大体こういうのは男女別グループになってするみたいです。
これは家に戻って一家で撮影したんですって。
きちっとフォーマルウエアを着たから写真を撮っておこうってことでしょうね。
末娘ちゃんが無邪気な笑顔で可愛いです。
そしてなぜか。。。最後がこちら。
この写真なんなの??
なんで同じシャツ着てるの??
と、聞いたら、、、大体毎年一家でTシャツを記念に作って写真撮ってるんですって。
平和だなあぁ。。。
おじいちゃま、おばあちゃま、お子さんとお孫さんがたくさんで幸せですねぇ。。
日本でいえば、「末広がり」が見えて微笑ましいですね。
こういう風に一族が集まっても、「僕はまだ銀細工の仕事を続けているよ、」
と笑顔で彼らに言ってもらえるように、がんばらないといけないなーーと
思ったのでした。