鍍金業者様のところへご挨拶に行ってきました。

こんにちは。
職人が丹精込めて作り上げた銀線細工のジュエリー・フィリグリーパーツを
お肌に優しいニッケルフリー素材でお届けしている
プティマニス eikoです。

 

プティマニスのジュエリーを語る上で外せないのが、
プティマニスのプレミアム・ゴールドコーティング

これは、前代表者、佐々木の遺産です。

 佐々木大阪市内のメッキ業者さんを探して回り
ニッケルやスズ、コバルトなどを使わずに
高級厚付コーティングをするという新しい工法の開発に
協力してくださる業者さんを探し当て、協力をお願いしてきました。

 

メッキ業界でも大手さんになるようなところは
とてもとても、協力してくれるところはなく完全に門前払いだったと
よく佐々木は言っていました。
その後今もご協力いただいている業者様にたどり着いてからは
夜遅く、お仕事が終わったであろう時間帯にお邪魔しては
あーでもないこーでもないと、様々な技術的な話をしに行っていたようです。

 

佐々木が亡くなってからも、お客様の評価の高い

プティマニスのプレミアム・ニッケルフリー・ゴールドコーティング

にご協力いただいていて継続して作業をお願いしています。

 


先日、三重から大阪までごあいさつに伺ってきました。
実は佐々木が亡くなってから、初めてでした。
いつも電話だけで失礼していたのですが、そろそろ1周忌になるので
ちゃんとご挨拶せねばと。

あつーーい梅雨の晴れ間の日でした。


駅から降りてグーグルマップを頼りに歩いていくと、、小さな工場みたいなのは
時々見えるのですが、ほんとに普通に家が並んでいるだけのところが多いんです。
おお、あった!!
と見つけた業者様の看板も、普通の民家の前にかかっていて、
「え、これは住居?」
というような門構えでした。

ところが、、こんにちはーと言って開けると中はこんな感じ。

 

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わーー完全に工場です!

 

わたしが依頼した商品を受け取りに行ったので、
残念ながらプティマニスの商品の加工はしていないのですよね。
次は受取とは別の時に伺ってプティマニスの作品の加工工程を
見たいなぁ。


鍍金業者さんではプティマニスがお願いしているような
高級仕様のものはあまり多くなくてほとんどが
フラッシュメッキと呼ばれるメッキが多いのですよね。

わたしが伺った時は、ネイルにつけるようなワンポイントパーツが
板状に100個くらい並んだもののフラッシュメッキや
ヘアケア用の櫛の作業中でした。

職人さん=社長さん、と若いスタッフさん
社長さんのお母さんや奥様と共に、家庭的な小さな工場です。

 

私自身は初めてお会いするので、佐々木の話など、
積もり積もった色々な話をたくさんさせていただきました。
お互い佐々木を通してでしか知らなかったので、こうして
直接お話させていただくと、色々と繋がって理解が深まりますね。
本当に有意義な時間でした。
今後も販売については色々と模索しつつも、せっかくの
プティマニスのプレミアム・ニッケルフリー・ゴールドコーティング
にご協力頂けるようお願いしてきました。

 

 金属の溶液とはきいていましたが、本当にこういう液体で
大きな入れ物に入っているんですねぇ。。
すべてに温度や湿度管理ができるように機械が付いています。

驚いたことにこの赤いのが24Kピュアゴールドの溶液なんですって。
不思議~。
今回伺った時はこちらはあまり使っていないようでした。
お高いものなので、依頼は多くはないようです。

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こちらの大きな槽はニッケルだそうです。
プティマニスのものはニッケルを使わないのですが、
一般のお客さんのものはやはりニッケルが多いようです。
槽の大きさが全然違う~。

こんなに全く別の場所にあるのであれば
プティマニスの依頼品が間違ってニッケルの槽に入れられることは
あり得ないですね!
皆様にもそう思っていただけると嬉しいです。

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↑でも書きましたが、次回は是非とも
プティマニスの依頼品の加工中の光景を取材させていただきたいなぁ。。
でもこちらの依頼が急ぎが多いので
発送を急ぎつつ取材に行かせていただく、って難しいですが。

 とても有意義なご挨拶と取材でした。

 

プティマニスのプレミアム・ニッケルフリー・ゴールドコーティング
がこのような工場で、真面目で真摯な日本の職人さんたちのもとで
加工されていることをご理解いただければ幸いです。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!